焦るのは親ばかり。
うちの子全然焦ってないし、
本気出さないんですけど…
と白目になってる方。
大丈夫、みんなそうです。
むしろ気をつけるべきは親です。
その注意点と改善法をお届けします。
親は焦りを見せすぎないようにする
焦る気持ちはよ～くわかります。
私も涼しくなってから焦りに焦り、
平常心を失いそうになり、
深呼吸ばかりしていました。
この時期に焦るなという方が無理だ！と
大人の私達は思いますよね。
でも、焦ってもいいことはありません。むしろデメリットの方が多いです。
・焦る気持ちから子供を叱ってしまう
・親がいつもと違うことを子供が無意識に感じて、子供がストレスを感じる
・家庭内がぎくしゃくする
親が焦ったら
子供の成績が上がる？
苦手を克服できる？
そんなことありませんよね。
とにかく、まずは落ち着いてください。
焦りから子供を叱るのは特にNG
そもそも叱って勉強させるのはダメです。
子供が勉強嫌いになってしまいます。
勉強嫌いになったら、将来にわたっての損失です。
直前期に差し掛かり、子供のメンタルを整えることにも気を配らなければならないのに、そこで親の焦りから叱るのは絶対NGです。
直前期でも泰然と構える大人の姿を子供に見せるように心がけましょう。
親が大丈夫感を出していれば、
子供は安心して本番に臨めますよね。
本番は祭だと思え！
とは言え、
迫りくる本番のことは頭から離れないし、
親のテンションは日に日に高まってしまいます。
私もこの高ぶる気持ちをどうしようか、
グッとこらえて平常心を装うなんてできない…と悩みました。
私はここでパラダイムシフトをして、
本番は祭！
だと思うことにしました。
お祭りは一年に一回、みんなで参加する楽しい行事。
受験だって一生に一度、家族みんなで取り組む行事。
「何テキトーなこと言ってんの？」
「頭おかしいんちゃうか？」
と思われるかもしれませんが、
直前期の親なんて、
みんな頭おかしくなるほど焦ってるんです！
どうにかこうにか焦りとストレスをポジティブな方向に向けようと必死なんです。
もうこれは自己暗示の力にかかってます。
「本番は祭！」
ついに来る本番を楽しむ気持ちで、
指折り数えましょう。
やってやろーじゃないの。
子供は「焦らないし、本気出さない生き物」と心得る
親のメンタル崩壊直前なことも知らず、子供はのんきに通常運転。
（パートナーすら通常運転で腹立つ時があります。）
私の経験上、子供は焦りません。
でもその方が良いと思います。
焦って過ごして本番を迎えたら、
きっと緊張Maxになり、
本番で実力を出せないと思います。
「あと〇日で本番なんだよ！」と焦らせずに、日々淡々と過去問と復習に取り組んでいけば大丈夫です。
子供が１週間前に本気出したら上等
今思い返しても「なぜ…」と思うエピソードです。
二人目が全然本気出さなかったので、
若干あきらめ気味で本番を迎える感じでした。
しかし、1月31日の夕方、
衝撃の一言を放ちます。
子「さて、そろそろ本気出しますか」
私「・・・え？・・・いま・・・なんて・・・？」
子「そろそろ本気だ…」
私「出す本気があるなら、もっと早く出さんかーーーーーーい！」
唖然として、ため息が出た気持ちを今でも生々しく思い出します。
なんも言えん・・・
この時、私は学びました。
「子供は本当に直前まで本気出さない生き物なのだ」と…。
というわけで、みなさん、
子供は一週間前くらいから本気出したら上等！
もし今から本気出してるお子さんがいたら、
あなたのお子さんは天才オブザ天才です！
うちの子まだ全然焦ってないし本気も出してない、という方、
「子供は焦らないし、そんなに早くから本気出さない」
これが普通なんだ、と心に留め置いて、
本番までお過ごしください。
私の経験が、皆さんの気持ちを少しでも軽くさせるものであれ！と願いつつ…。