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塾と英語の両立 どうする?

みんな一度は悩む英会話の持続。
続ける?やめる?
どちらの道もアリですが、注意点があります。

14%の小学生が英会話を習っている

学研教育総合研究所の2022年調査によると、約14%の小学生が英会話を習っている、というデータがあります。

話せるようになってほしい

英語の必要性が年々重要性を増しているのは言うまでもないことです。

子供を塾へ行かせている保護者の皆さんは、小さいころから子供に英会話を習わせている方も多いと思います。

英会話の先生はどう見てる

英会話の先生は、生徒達に英会話を身につけて欲しいという思いから、
「続けないと意味がなくなってしまう、中学以降のことを考えたら続けた方がいい」
と言います。しかし、
「ご家庭の事情もあるでしょうから、無理には引き止めない」
という対応をしていることが多いそうです。
やはりここは親の判断で続けるか、やめるかを考えねばなりません。

一方で、英会話の先生は、塾通いの生徒の英会話の継続の可否は、受験の試金石だとも言います。

試金石とは意外な意見でした

受験でも英会話をやめずに続けいている生徒は、偏差値の高い中学に進学する傾向にある

先生によると、子供自身のキャパシティや処理能力が高く、塾と英会話の両立ができるのだろう、ということでした。

我が家の体験談から思うこと

子供達は3歳くらいから英会話に通っていましたが、
小学5年生くらいまではほぼ英語で遊んでいるだけのレッスンでした。
ゲームをしたり、絵本を読んだり、というような遊びを通して英語を身につけ、
6年生では少しスペルを勉強しました。
受験の特記事項に「英検4級」と書ける程度でした。

一応何かしら書ける資格があって良かった、という程度

その間、同時進行で公文や体操や塾へ行きました。
塾へ行き始めてからは、特に成績が良い方ではありませんでしたが、
遊び感覚の英会話が苦になるような感じはなかったので、
やめるべきかを検討することもありませんでした。

英会話のクラスメイトが急に減ったのは5年生になる時でした。
5年生になるとカリキュラム量が増えるので、
英会話を負担に感じる親御さんやお子さんが増えたのだと思います。
我が家も、子供の負担になりそうならやめる時期も来るかなと心構えはしていましたが、
楽しくレッスンをしていただいたおかげで、軽い息抜きのような感じで続けることができました。
結局この調子でやめることなく続けましたが、さすがに直前期の1月はお休みをもらいました。

当時、英会話の先生には、上記に書いたように、
「続けられる子は皆さん偏差値が高い学校に行かれますから、お子さんたちもそうなりますよ~」
と言われましたが、5年生の時点での偏差値を考えると、

サービストークですか?

「え?お世辞?」
という感じでした。

続けられるなら続ける、無理ならやめる、でいい

子供自身が無理なく続けられているならやめる必要はないし、
負担になっているならやめていいと思います。

ただ、中学生以降、英語はゲームチェンジャーになります。
四科が抜群にできる子が、英語のために成績を落としたり、
逆に四科がふるわなくても、英語ができれば上位に食い込みます。

だから、「できれば続けた方がいい」です。
でもまずは中学受験を優先するなら、英語は先送りでがんばれば大丈夫です。

中学入学前に確認

入学する中学校に問い合わせをして、
英語がどのように進められるかを聞いてください。

できれば在校生にも聞く

レベル別授業でABCから手取り足取りやってくれる学校もあれば、
レベルお構いなしに全員同じカリキュラムで英検3.4級レベルのテキストをやる学校もあります。

もし入学する中学校が後者なら、
中学受験が終わったらすぐに、必死に英語を勉強してください。

受験並みに勉強

そうしておくことで、4月からいきなり英語につまずいて、英語嫌いになることを防げます。
(本当に大変なことになるから、心して入学前に勉強してください)

まとめ

小学生の14%が英会話を習っています。
英会話の先生は無理に引き止めることはないです。
一方で、続けられる子は偏差値の高い中学へ進学する傾向にあり、
中学受験はその試金石とも言えます。

英語は中学以降のゲームチェンジャーになるので、
続けられるなら続けるに越したことはないです。
中学受験を優先してやめた場合には、
進学する中学校の英語カリキュラムに合わせた努力が必要になります。